おかげさまで
第1弾は完売御礼!!
"ワイがや" って?
『本気で・楽しく・備える』
"ワイがや" は、そんな時間の提供を目指しています。
戦時情報局の局員限定で定期的に行うイベントです。
"ワイがや" という名前の通り格式ばらず、テーマに沿って局長を交えてざっくばらんに意見交換ができる場として、楽しくお話できるイベントにしたいと考えております。
毎週の動画レポートの中ではお話ししきれないこともありますので、ぜひイベントにご参加いただき、直接ご質問いただければと思います。
"3つの特徴"
"ワイがや"第1弾
参加者の声
※お客様個人の感想です。
"ワイがや"第2弾は
一泊二日で
「もっとじっくり話を聞きたい」
「あっという間に終わってしまった...」
「質問が多くて時間が足りない」
第1回ワイがや座談会では、こんなお声をたくさんいただきました。
そこで今回は、よりじっくり深く心ゆくまで話していただけるように、
宿泊プランをご用意しました!
<座談会テーマ>
『日本の食料安全保障について”本気”で考える』
<日時>
令和6年2月11日(日・祝)12:30~12日(月・振替休)12:00
<場所>
石川県加賀市
<スケジュール>
当日の流れ
※天候により当日変更になる場合がございます。ご了承くださいませ。
なぜ加賀なのか
食料安全保障から考える
「生き残りをかけた日本の未来」
日本の食料自給率はカロリーベースで38%ですが、これがどういう意味かわかりますか。 仮に、海外から輸入している食料が全く入ってこなくなったら、私たちが食べられる食料は半分以下に減ってしまうということです。「えー!そんなことないでしょう!?」と思われるかも知れませんが、万が一、中国が台湾に侵攻する事態が起こったら、中国と敵対することになり、中国からの食料輸入はストップ、台湾海峡が封鎖されると、そのシーレーンから輸送される食料も日本には届かなくなるのです。
ウクライナ戦争により、ウクライナ産の小麦がアフリカに届かなくなり、アフリカ諸国では食糧問題が現実化しています(*食糧:食料とするもののうち、米・麦などの主食物)。ウクライナで小麦の生産が大幅に減ったわけではなく、船便の輸送路である黒海をロシアが押さえていることが原因です。
その影響は日本にも及びます。日本は肥料の原料(窒素・リン酸・カリウム)の99%を外国に依存しています。 ウクライナ戦争やコロナにより、ロシアや中国が肥料原料の輸出を絞った結果、価格が2‐3倍に上がり、日本の農業に大きなダメージを与えています。もっと絞られれば野菜の値段が高くなり、肥料自体が入ってこなくなれば生産ができなくなる可能性もあります。
ロシアが西側から厳しい経済制裁を受けても耐えられているのは、食料とエネルギーを自国で賄えるからです。 アメリカやフランスでも食料自給率は100%を超えており、自国民の食料を確保できるだけではなく、輸出する食料をコントロールすることで、輸入国を支配する武器になるのです。 日本は食料の面でも支配されている国ということになってしまいます。国際情勢の中で、食糧危機という言葉が現実味を増してきています。食料安全保障は喫緊の課題なのです。
日本は建国以来、稲作を大事にし、食料の確保を国家の最優先課題として取り組んできました。そこには多くの知恵が蓄積されています。農業に従事する人は減り続け、減反政策などで耕作放棄地が日本中に広がっていますが、そういう時だからこそ、その知恵を活かすチャンスではないでしょうか。
現場から見る
農業の問題点と可能性
石川県加賀市にある農業法人「にちにち好日」は、肥料も農薬も使わない自然栽培で安全な食料作りに取り組んでいます。就農してわずか3年目ですが、慣行栽培と同等の米の生産量を確保しています。代表である長谷川氏は「自然栽培であれば輸入肥料に頼らず、国内だけで完結した農業ができる」と言います。長谷川氏の農業に対する姿勢に感銘を受け、彼が語る現場から見た日本の農業の問題点と可能性に、食料安全保障問題を解決するヒントがあるのではないかと考え、長谷川氏に協力を依頼して、今回の"ワイがや"を加賀市でやることになりました。
日本に食料が入ってこない、あるいは、遺伝子組み換え作物など食料の安全が確保できないということが現実的になってきている今、国際情勢から食糧安全保障を読み解くマクロの視点と、実際の現場から日本農業の課題を読み解くミクロの視点で、私たちが生きていく上で本当に大事な農と食について、"ワイがや" 第2弾『"ワイがや" 座談会 in 加賀』で一緒に考えてみませんか?
にちにち好日について
肥料なしでも植物は育つ
「肥料を入れるから作物に虫が来て食べられる、だから農薬をかけないといけない」というと驚かれる方も多いのではないでしょうか?
その課題に真っ向から取り組むべく、徹底した自然栽培を展開されているのが、にちにち好日さんです。
「全ての日本人を笑顔にしたい」
自然栽培への強い想い
長谷川氏は「自然栽培をとおして全ての日本人を笑顔にしたい」と話されます。
なぜ肥料を使わない自然栽培でも植物が育つのか。肥料を入れると虫が来て、虫除けのために農薬を使うと、微生物がうまく育ちません。自然栽培で微生物の力を最大限に引き出すことで地力が高まり、本来の力を持った安全な野菜が育ちます。それにより、日本人みんなが健康に笑顔になれるということです。
そんな強い想いをもって、にちにち好日は「自然栽培」(無肥料・無農薬・除草剤不使用・自家採種)による野菜とお米の栽培に挑戦をされています。
私たちもその想いの強さに惹かれ、ぜひ局員の皆さんにも知っていただきたいと思っています。
子供も喜んで食べる
・おいしくて、安心して食べられる野菜と米を、持続可能な形で作り続けること。
・自然のもつ力を生かし、自然を尊重し、自然に順応する。
・子供達に、安心して、おいしい食べ物を残したい。
自然栽培ですくすく育った野菜は、野菜本来の甘みが強く、妙なえぐみや苦みがないので、子供も喜んで食べるそうです。
代表・長谷川氏プロフィール
1986年兵庫県神戸市に生まれる。神戸大学経済学部卒業。大学での研究の一環として、兵庫県多可町にて合鴨農法による米作り、鶏を飼育。
2008年リクルートに入社。営業を経て、経営企画、新規事業開発責任者を務める。13年。
2021年リクルートを退職。石川県加賀市にて自然栽培(無農薬・無肥料・自家採種)農家とし独立。自然栽培の野菜と米の生産、販売を通じ、日本の農業を守り、子供達の未来を作る活動に取り組む。栽培品目は、米、米粉用米、大豆などの穀物に加え、夏野菜を、春野菜、果樹など年間40種類以上。
こんな方に
おすすめです
そんな方はぜひご参加ください!
参加費は?
一般的に、講演会では多くの参加者の中から選ばれた時のみ質問ができます。そして、選ばれたとしても1人1つまでしか質問できないことがほとんどです。
対して"ワイがや"では『質問し放題』
宿泊プランなので『時間もたっぷり』
さらに『局長との食事会付き』
元旦から続いている石川県能登地方を震源とする地震で被害に遭われた皆様に、心からお見舞い申し上げます。
『ワイがや in 加賀』の開催についても、ご心配いただいていることと思います。
まだ地震が収まったとは言えない状況ですが、会場となる加賀市は、今のところ生活インフラに影響するような被害はないことを確認しています。
こういう災害が起こると旅行を自粛することも多いですが、経済を回していくために、活動を止めないことも大切です。加賀を応援する意味でも、『"ワイがや" 座談会 in 加賀』は予定通り開催させていただきます。
今後、万が一被害が拡大していくような事態が起これば、改めてご連絡させていただきます。