メルマガ登録

「加賀塾」にて講義を行いました

Jun 18, 2024

 

皆さんこんにちは。

10月7日(土)、石川県加賀市にて、通いたい学校がない若者たちが自ら作った学舎「加賀塾」にて講義をしました。

第2回目(全4回)で取り上げた講義のテーマは「グローバリズムの兵器としてのマスメディア」です。

 

そこでは政治のプロパガンダ戦争や「心理戦」としてのフェイクニュースを、世界中で起こった歴史を例に挙げながら話をしました。

裏では誰が仕掛け、何が起き、どのくらいの多くの命が奪われ、結果誰が「得」して、誰が責任を負わされたのかというところまで深堀りしました。

ワイドショーに目を向ければ、どのチャンネルも同じことを右に倣えで繰り返す日本のマスメディア。

「ハマスの攻撃」を見て、ウクライナ戦争が勃発したころの映像を思い出した方もいるかもしれません。

 

世界を駆け巡るニュースはいつも同じパターンで繰り返されていないか?

その背後にはどんなプレーヤーがいるのか?

そして一番考えるべきは・・・

「結局、誰が一番得をしているのか?」

 

世界のニュースを考えるとき、今この瞬間だけを理解しても本当の姿は浮かんできません。

最初は大変でもその背後に隠された複雑な関係性と、各国の思惑に目を向けることこそ「インテリジェンス」を養うための第一歩だと思います。

それを理解するためには歴史や文化に根ざした各国の国民性をも意識せねばなりません。

「ハマスの攻撃」に対し「壊滅させてやる」と意気込むイスラエルとアメリカ。また武器利権をめぐる暗躍が始まりそうな気配です。

 

 

ちなみに、加賀塾の学生たちからは「そもそも、我々は何を信用し、何を大切にして生きていくべきか?」といった、我々がハッとするような鋭い質問も飛び交いました。

学生たちの真摯に学ぼうとする姿と成長過程にある人達ならではの純粋な疑問に刺激をもらいつつ、若い世代を守るために我々大人が出来ること、すべきことを改めて考えさせられた、とある秋らしい午後でした。

 

丸谷元人Officialサイト運営事務局

 

 

最終日に連れて行ってもらった苔生す那谷寺での風景
那谷寺:白山を開山したと伝えられる泰澄大師によって奈良時代に創建されたお寺(石川県小松市)