丸谷元人の新書籍「インテリジェンス大国への道」を出版しました
Jun 18, 2024こんにちは、丸谷元人です。
2023年7月1日に育鵬社様より新刊を出版いたしました。
「インテリジェンス大国への道」国家や企業を脅かすスパイ活動の実態
出版元:育鵬社単行本(ソフトカバー)
280ページ 1,870円(税込)
どんな内容の本なのか?
本書は、歴史を揺るがした情報戦、世界で起きた秘密工作、スパイ天国・日本の実体などを伝え、危機意識のない日本に警鐘を鳴らすために執筆した書籍です。
私たちの住んでいる日本国内には、私たちの安全保障や経済活動、治安や外交政策に大きな悪影響を与えるスパイが確実に存在します。
外国の政府や企業は彼らを雇い、巧みに日本の政府や企業の中に入り込み、決して知られてはいけない機密情報や日本の貴重な技術を盗み出す工作を仕掛けています。
例えば、2014年3月に東芝の主力製品である半導体メモリーの研究データが盗まれた結果、東芝は一億円もの被害を出しました。
これは、事件が浮上しただけマシであり、ほんの氷山の一角にすぎないでしょう。
このように、日本は組織的に防衛する手段を持たず、長きに渡って「やられるがまま」という状態を甘受してきました。
そしてそれが、日本の国力の衰退・弱体化へと影響を与えてしまっているのです。
ぜひ、この書籍を手に取り、国家や企業を脅かすスパイ活動の実体を知っていただき、一人でも多くの日本人が目覚めることを願っています。
本書に込めた思い
「スパイ天国・日本」などと自嘲している時代はすでに終わりました。
このままでは日本は、大東亜戦争での敗北と、バブル崩壊による金融敗戦に続く三度目の敗北を味わうことになるでしょう。
それを防ぐためにも、諜報活動の本質を知り、日本のみならず諸外国の諜報活動の歴史や実際の事例から学ぶ必要があります。
さらに我々自身の現況のクリティカルな見直しを通じて、必要なすべて(法律や資源)を準備することが喫緊の課題であると思います。
私たちに残された時間はほとんどありません。ぜひ本書を通じて諜報活動の本質を知っていただきたいと思っています。
そこからスパイとは日常にありふれた存在であり、それが日本という国の国益や日本人の技術を今この瞬間も蝕み、盗み続けていることを認識していただきたいです。
そして、それに対してしっかりとした対策を立てることが、皆さん自身の生活を守るのだということを知っていただきたいのです。
さらにエネルギーや食糧の多くを海外に依存し、周辺国との安全保障上の懸念を抱える日本が、今こそ官民共に対外インテリジェンス活動を強化することで、次世代の子どもたちに豊かで安全な社会を提供してあげられるのだということを理解していただくことができれば幸甚であります。
インテリジェンスなき国は亡ぶ!
企業業績だけではなく国家浮沈の鍵を握る諜報活動とは?
歴史を揺るがした情報戦、世界で起きた秘密工作、スパイ天国・日本の現状など危機意識の薄い日本人に警鐘を鳴らす!
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